「妊娠」するには、何が一番大切だと思いますか?
それは体だけでなく心も含めた「身体のケア」が大切です。
不妊治療を病院で行なうと、検査だけでとても疲れて、気力を失います。
また、治療を進めていくと、薬漬けで気分も萎えることが多いのです。
WHOの定義で「1年以内に妊娠に至れない状態」を【不妊】いいます。
アメリカの生殖医学会のガイドラインでは、「35歳以上ならば、6か月以上避妊にせず性交しても妊娠が起きなければ医学的な検査を始めるべき」と推奨しています。
一般的には35歳をボーダーラインとされていますが、35歳以上になると【卵子の老化】が進み、自然妊娠がかなり難しくなってくるようです。
男性不妊は比較的に短期で改善しやすいですが、女性の不妊治療は「時間と体力と金銭的余裕」などが必要になってくるようです。
女性の身体はデリケートなので、ストレスや生活習慣などが原因で女性ホルモンに影響を及ぼし、不妊に悩む女性が増えてきていると言われています。
南青山アーユルヴェーダ鍼灸治療院では、インド・アーユルヴェーダのオイルマッサージと鍼灸治療をセットにした「ピンクザクロ」コースが、不妊治療にオススメです。
女性はなんでも我慢してしまう方が多く、そのストレスを体内にたくさん溜め込みやすい性質を持っています。
あなたの身体の弱い場所に老廃物が溜まりやすくなり、不調が起きてきます。
その身体の老廃物をデトックスしてくれるのが、アーユルヴェーダの毒だしのオイルマッサージです。
よくアロマのリンパマッサージと間違えられますが、こんな違いがあります。
1.オイルマッサージの方向性
リンパマッサージ…静脈(リンパ)の流れに沿った、求心【心臓を中心として、末端の手足に向かう】マッサージです。
身体のむくみをとるのが特徴です。
アーユルヴェーダのオイルマッサージ…動脈の流れに沿った、遠心【末端から心臓に戻す】マッサージです。
医学的なマッサージ法は、血液の流れを大切にします。アーユルヴェーダはインドの伝承医学です。
2.オイルマッサージの速さ
リンパマッサージ…リラックスや気分転換で行うものなので、ゆっくりと痛みなく流すマッサージです。
アーユルヴェーダのオイルマッサージ…血液をキレイにしてアンチエイジングするためのマッサージなので、リンパマッサージより少し早いです。また、滞りのある場所は、経絡ツボを使い【いたきもプッシュ】します。
3.狙うツボ【マルマ】の場所
リンパマッサージ…筋肉をほぐし、疲れをとることが目的です。ツボでなくなでるように優しく流すのが主流です。
アーユルヴェーダのオイルマッサージ…筋【キン】と骨【コツ】の両方を狙います。
筋肉は、リンパマッサージと同じくほぐしていきますが、骨も刺激し、血流の悪いところが冷たく痛く感じることもあると思います。血液・血管をキレイにする健康のためのマッサージです。
また、当治療院は、インドのマルマよりも精密な中医学の経絡ツボを使ってその方に必要なところをプッシュしていきます。
インドのアーユルヴェーダは、精神性を重んじる、心と体のクリーニング的なマッサージですので、リラクゼーションマッサージとはかなり違いがあることが分かると思います。
ただし、それは医学を学んだ方でないと分からないのは、やはり当然のことなのでしょう。
日本で行なっているアーユルヴェーダのほとんどが「癒し」になってしまうのは、そのせいだと思います。
病院での不妊治療に疲れたときは、東洋医学の鍼灸治療で、自分の心と体にしっかり向き合ってみましょう。
それによって不妊の原因を発見して妊娠へ繋がることもあります。
不妊治療では、とくに根拠や原因は大切なことです。
【体と心を一緒に診る】それが東洋医学のメリットです。
鍼灸では、あなたの身体の臓器で弱いところを強化して、自己免疫力もアップし生理機能も正常にしていきます。
自分では気づかない「未病」についても、いち早く気付けて五臓のバランスが良くなるので、必然と生理機能も整い排卵もしっかりとして自然妊娠しやすい身体をつくります。
当治療院は、鍼灸とアーユルヴェーダのダブル施術によって、妊娠のための身体づくりをご提案しています。