40歳を過ぎて、急に10㎏以上も太りだした女性がいました。
彼女は若いときから食生活を気にせず、菓子パンやカップラーメン、たまに友達と外食…。
もともと食生活が良くないのですが、気が付くと太っているので「やばい」と思い、流行のプチダイエットをして、少し痩せたり太ったりする日常だったそうです。
実は、彼女は「すぐにまた痩せることができる」と思っていました。
ですが４０歳を過ぎてガグンと落ちた女性ホルモンと今まで蓄積された不摂生な生活を、このとき初めて「反省」したようです。
また、仕事が忙しく、独身の彼女。おまけに彼氏もいない。
基礎代謝が思いっきり落ちてしまった彼女は、その後もしばらく数多くのダイエット商品を試していたようですが、ほとんど痩せることができませんでした。
諦めかけたそのとき、知人から紹介されて当治療院を訪問されたのです。
「本気で健康的に痩せる！」と決意。
即座に彼女は美容鍼灸に通うという決断をしたのです。
女性の身体はとてもデリケートで、仕事や人間関係などのストレスによって身体のバランスを崩し、女性ホルモンも減少してしまいます。
一人ひとり体質も違うので、中医学に基づいた【四診カウンセリング】で、脈と舌を診ます。
明らかに、基礎代謝が落ちてしまっていることが、大きな原因でした。
他にも未病として、生理痛、冷え性、便秘、肩凝り、疲れやすさがありました。
その原因となる老廃物を取り除くための「ダイエット・パンチャカルマ」で痩せるための処方箋①②③の順で、次のように行ないました。
① ＜オーラデトックスコース１２０分＞【アーユルヴェーダオイルマッサージ】 × ３回(週１回)
② ＜ 氣チャージコース６０分＞ 【鍼灸 ＋ オプション脚痩せ・ウエスト痩せ】×３回（2週1回）
③ ＜ショート・ザクロコース８０分＞＋ オプション顔はり × ３回以上（月１回）
まずは、①アーユルヴェーダのオイルマッサージで、体内の老廃物を出して臓器を浄化します。
続いて、②鍼灸で全身の気・血・津液（体内の水分）の流れを良くして、五臓を温めて基礎代謝を上げていきます。
オプションをつけることによって下半身痩せと冷え性改善を同時に行いました。
かなり身体が整ってきたので、月１回の施術になり、③のピンクザクロコースは、鍼灸とアーユルヴェーダの時短ダブル施術です。
また身体が健康になってきたので、＋αで顔ハリを開始しました。
彼女に生活で気を付けていただいたことは、睡眠時間をしっかりとるために、できるだけ１２時前に就寝してもらいました。
食事は朝はヨーグルトと生野菜、夜は湯豆腐、昼だけはある程度好きなものをとってもいいというように、食事制限しました。
朝と夜の量は個人に任せています。
軽い運動としては、ヨガやストレッチ等ですぐにできるものをいくつかお教えしました。
そして、ついに初めてから5か月経ったころ、彼女は元の体重に戻っただけでなく、さらに３キロもやせていました。
見る見るうちに彼女は理想の体重になっただけでなく、健康的な美しいボディに変身していったのです。
そればかりでなく、彼女は美肌と顔の表情筋のリフトアップにも成功し、内側から溢れ出るような「美」を手に入れたのです。
多くの鍼灸院では、患者さまの要求に合わせた施術をすることが重要とされているようですが、当治療院では、どんなふうに施術を行なっていくかは、あなたの身体の状態で私がご提案していくというスタイルで施術を行なっています。
顔ハリは、基礎代謝が落ちているときに行なっても、あまり変化を感じられないと思います。
ですから、流行だからと言って健康でない状態での「顔ハリ」を行なうことはいたしません。
また、なぜ【美容鍼灸】で彼女がここまで美しく変わることができたのかというと、彼女に合った【経絡ツボ】を刺激することによって、体内に滞っていた気のめぐりを良くなっていったのです。
夜更かしや食生活の改善が大きく彼女を変えました。
また、社内で気になる男性から食事に誘われたみたいで、それによって女性ホルモンが上がったのも確かです。
順調にお付き合いが進んでいるそうです。
ここまでダイエットが順調になると、食事内容も朝昼晩と野菜多めの和食の３食を心がけてもらっています。
また、薬を飲まないと辛かった生理痛も改善されて、結果、冷え性や便秘も解放されつつあるようです。
ダイエットといってもただ痩せることだけに主眼するのではなく、心と体のバランスを整えるだけで変わっていけるのです。
彼女のように「美容鍼灸」で身体が整ったことで、生活や将来も整って行くのではないかと思います。
南青山アーユルヴェーダ鍼灸治療院は、だた痩せることを目的とするのではなく、常に「健康」というベースに「美容」を乗せた施術を心がけています。
彼女のように前向きな気持ちで楽しくダイエットができるように、いつでもご提案させていただきます。
