初めての出産。子育て。 新米ママは、何もかもが初めての手探り状態で、不安が尽きません。
とくに出産後最初の難関ともいえる「授乳」
できるなら母乳で育てたい…と、どんなママも思っていると思います。
しかし、睡眠不足や育児や家事のストレスが原因で「母乳がでない、どうしよう?」と悩むママもいらっしゃると思います。
とくに、新米ママで頼る両親や家族が遠くにいる場合は、ひとりで子育てに向き合うことの負担が大きいようです。
ひとりで考え込まず、まずはご近所さんやママ友、地域の無料相談などに気軽に話をしてみましょう。

ママの体調が、大切な赤ちゃんの体調に反映します。

 

母乳とは

母体であるママは、妊娠中から生まれてくる赤ちゃんのためにさまざまな準備をします。
女性ホルモンのエストロジェンとプロジェステロンは母体維持だけでなく、母乳を作るための乳腺組織の発育を促します。
また、プロラクチンの働きで乳汁を作り、オキシトシンで乳汁を出すというという仕組みがあります。
このように、ホルモンは血液と一緒に行動するので目には見えませんが、ママの身体で作られて、それを赤ちゃんが飲むのですから、ママの責任は重大です。

 

授乳のために

授乳中は、ママの食べ物が「おいしい母乳」に繋がります。
ママの食べ物がしょっぱいと「しょっぱい母乳」で、甘いものを食べると「甘い母乳」になります。
また、赤ちゃんのころの味覚で離乳時の食事の好き嫌いも大きく左右してしまいますので、とても大切です。
ここで、注意したいのが「甘い=おいしい母乳」ではありません。
その甘いお菓子やケーキに潜む白砂糖や添加物こそ、赤ちゃんの丈夫な骨と作る妨げになります。
カルシウムを溶かす甘味にご注意ください。
母子ともに健康を保つためには、三大栄養素、ビタミン、ミネラル、カルシウムなどのバランスの良い食事です。
アルコールなんて問題外の行為です。
赤ちゃんに食べさせているつもりで、自分の食事を選んで食べてくださいね。

 

新鮮な母乳を

食べ物にも鮮度があるように、母乳にもおいしい鮮度があります。
古い母乳は、乳腺が固まって、母乳が出にくいだけでなく、赤ちゃんにとってもおいしくない母乳となるのです。 できれば、3~4時間に1回は母乳を出した方がよいと思います。
赤ちゃんが寝てて飲まない場合でもガーゼやタオルを使い、母乳を出しておくことをオススメします。
もちろん出した母乳は保存しないでくださいね。
勿体ないようですが、新鮮な母乳を与えてください。
常においしい母乳が出せるという「イメトレ」も頑張ってやってみてください。

 

産後の母乳マッサージ

ママが母乳を与えるためにも、母乳マッサージはとても必要なことです。
とくに出しやすくするたにも、乳頭をほぐすことが大切です。
赤ちゃんも慣れないおっぱいを上手く吸えるように、柔らかい乳頭でおいしく飲ませてあげましょう。
また、乳房のマッサージでは乳腺組織を壊さないように、ゆっくりと深呼吸した後、力を抜いて行なってください。

お風呂上りなどがオススメです。
ストレスも溜めてしまうと母乳が出しづらいので、母乳マッサージをオイルでやってみたり、アロマの香りを入れてみたりと、気分をリフレッシュさせてみてください。
アロマの場合は、妊婦や産後に使用できるものが限られているようなので、注意してください。
また、アーユルヴェーダで使用するセサミオイルは、出産で肌が敏感なときですのでパッチテストを行なってから、オイルマッサージを行なってください。
授乳時のママは、妊婦のとき同様にママだけの身体ではありません。
とくに新米ママは、毎日が大変かも知れませんが赤ちゃんだって新米赤ちゃんです。
親子二人三脚で、一緒に赤ちゃんと成長しましょう。
それには、当然新米パパも一緒に活躍してあげてくださいね。
ママの心はそれだけで充分ストレスが軽減されるはずです。

アーユルヴェーダ&鍼灸「月とロハス治療院」は、個室で施術しますので、他人の目を気にせずゆったりした気持ちで受けていただけます。
ママもたまにはリフレッシュしてください。
赤ちゃんとパパ、おばあちゃんの同伴も可能です。
ご相談くださいませ。

 

baby being breast fed