今年は、例年にない「寒い日」が続いていますね。

とくに「寒さ」と「乾燥」の両方で、体調不良になる人が、いつもより目立つような気がします。

喉からくる「風邪」は、喉の気管や気管支の乾燥したところにウイルスが入り込み、いち早く「咳・くしゃみ・鼻水・熱」といった風邪の症状が出るのに、なかなか治らない。

1週間~2週間は、風邪が続くなんてこともあります。

また、多種多様のウイルスの中には「インフルエンザ」も例外ではありません。

最近ではインフルエンザが猛威を振るい流行していますし、何種類かかかる方もいます。

その風邪やインフルエンザを引きやすいのであれば、対策できることが確実に「1つ」あります。

「寒さ」と「乾燥」から自分の身を守ればいいのです。

その予防に最適なのが、「東洋医学の教え」です。

 

ツボにお灸を毎日お風呂上りに据えるだけで、あなたの美と健康を守ってくれる心強いアイテムです。

 

喉によいツボ「天突(てんとつ)」

ツボ

このツボを軽くプッシュするだけでも、喉のイガイガした突っかかりのようなものを改善させてくれます。

さらに、そこにお灸を据えることで、喉がポカポカと温まり、喉の痛みも楽になります。

普段からすぐに喉風邪をひく人にとっては、とても強い味方となるツボです。

私も喉が弱いので、ココのツボを手で押しながら「うがい」をすると、単にうがいをしたときより数倍も喉がすっきりとします。

こまめに温かいお茶でうがいをすることで、喉も潤い、予防します。

 

 

風邪のツボとして、とても有名な「大椎(だいつい)」

2ツボ

首の第7頸椎(首を曲げたときに出っ張りのある場所)と第1胸椎の間の溝に「大椎」のツボがあります。

東洋医学では、「風邪は万病のはじまり」と言われたり、「首の後ろから風邪(ふうじゃ)が入る」とも言われています。

この大椎は、発熱・悪寒(おかん)・冷え・鼻ずまり・鼻汁・頭痛といった、すべての風邪の症状に万能なツボです。

ここさえ温めておけば、どんな方でも「風邪知らず」です。

東洋医学は、前もって風邪を防ぐこともできて、健康で美しさを保つことが可能な医学です。