アーユルヴェーダとは、サンスクリット語で生命を表す「アーユル」と知識や学問を表す「ヴェーダ」が合わさったことばで、生命の科学と称されるインドの伝統医学です。
自分の心身の状態を認識し、心と体の調和を図って健康的に日々を送るための方法を学ぶための学問です。
病気の治療だけでなく、むしろ病気になりにくい体を作り、健康を維持して病気を予防するという予防医学のひとつです。
心と体を一体のものとして理解し、自分から心を体を癒していく方法や技術を教える体系的な学問で、生活の知恵や哲学の概念も含んでおり、より良い生命を目指して健康の維持・増進、アンチエイジング、さらに人生の幸不幸についても追及しています。
歴史は非常に古く、すでに紀元前6世紀には学問体系として確立していたということが文献から分かっています。
心と体、行動や環境などを含めた全体としての調和を図ることを目的とした全体観の医学として知られており、個々の症状や病気などを心身全体から治療していくという考え方をとっており、これはアラブのユナニ医学や陰陽五行を重視する中国医学と共通する特徴です。
実際に、これら2つの学問と相互に影響を与え合いながら発達してきました。
1970年代にアメリカを中心としたニューエイジ運動のなかで注目を集め、それ以来、世界各地で現代医学の補完する医療として利用されています。
インドではアーユルヴェーダ医師の資格は国家資格です。
取得していないと、医師として営業することはできません。
月とロハス治療院の施術師も全員、この国家資格を取得しており、アーユルヴェーダとは何かを深く理解しています。