経済的にも精神的にも負担が大きい不妊治療は、できるだけ負担を軽くするために短い期間で終了させたいと思う方が多い事でしょう。
そこで、不妊治療に踏み出してから、妊娠に至るまで、または不妊治療を自己終了させるまでにどのくらいの期間をかけるのかというと、まず、不妊の原因を調査する為の検査をスタートさせてすべての検査を行うまでに半年程度の期間が必要だと言われています。
これは、女性の生理周期に合わせて検査を行う必要がある為です。
その後、タイミング法と呼ばれる方法で自然妊娠を目指し、結果が出なければ人工授精を行う場合が多いです。
ここまでの流れを期間にすると約1年半かかっていることになります。
その後も妊娠の兆候がなければ体外受精や顕微授精へと進み、約2年ほど半数の方々が妊娠に成功すると言われています。
この様なステップで不妊治療を進め、妊娠ができない場合でも、約2年ほどで自己終了させる方が多いと言われており、いかに不妊治療が大きなストレスとなってしまうのかが見て取れるでしょう。
不妊治療は、男性はもちろん、女性にとっては体にも心にも大きな負担となります。
安易なスタートはせずに、パートナーとよく相談をして、納得のいく病院で治療を行う事をおススメします。