若年性更年期障害とは

妊娠じゃなくて、単に生理が遅れている。

3カ月以上も生理がこない、なんてことありませんか?

その他に、気になる症状として、手足の冷えやほてり・肩こり・頭痛・生理不順・常に体がだるい・ストレス過多・訳もなくイライラ・落ち込みも激しくなる、などの症状はありませんか。

一般的には、40代から50代に『更年期』でみられる症状が、20代や30代のあなたにやってくることもあるのです。

それが「若年性更年期障害」です。

 

<更年期障害での主な症状>

疲れやすい・だるい・のぼせ・ほてり・手足の冷え・肩こり・腰痛・眼精疲労・立ち眩み・耳鳴り・手足のしびれ・関節の痛み・強い乾燥肌・かゆみ・ドライアイ・頭痛・めまい・尿漏れ・生理不順・不眠・不安症・イライラ・・・など。

 

「気が付いたら、最近、生理が来ない」といった30代、アラフォーの女性たちが、軽く言う話です。

妊娠ではない理由で、生理がとまってるけど「それが、なにか?」と、余り深刻でなく、しかも婦人科にも行ってないのです。

当院でも、最初のカウンセリングでのところで生理の状態を皆さまにお聞きしますが、「もう3カ月来ていません。彼氏もいません。」なんてことがあります。

本人はそれをあまり深く悩んでいる様子もなく、「楽でいいかも」くらいに感じています。

男性並みに働く「仕事頑張る女子」は、ストレスも多く、身体がとても疲れている方がほとんどです。

初回での「四診カウンセリング」では、原因も探ります。

 

当院では、中医学の診断法である「四診」を用いた、カウンセリングとして、「脈診」「舌診」といった診断で、あなたの身体の状態を診ます。

生理が来ない「無月経」の方にとくに多いのが、10代や20代の若いときに、ムリなダイエットの経験をしていたことが、原因のこともよくあります。

「当時も生理が止まってました。」と話していますが、とくにその時に何も対処しなかったときくと、私がびっくりさせられます。

思春期のころは<身体づくり>が、まだ、しっかりできていないのに、自ら進んで栄養不足の状態をつくることで、貧血・めまい・肩こり・頭痛を起こし、生理不順や生理痛・PMS(生理前症候群)といった原因を引き起こしてしまいます。

「更年期障害」の主な原因は、過度なストレスや無理なダイエット、食生活・睡眠を含めた生活習慣の不摂生などにより、徐々に卵巣機能が衰えてしまい、結果として40代や50代に来る「更年期障害」も早くに来てしまい、大事な30代で<子供が欲しいとき>を逃してしまう「不妊」にも繋がりやすいのです。

 

無月経から始める<妊娠できる身体>を作ろう!

当院は、そんな「無月経」でも不妊治療したい赤ちゃん待ちのママを応援しています。

つい最近も、無月経で3カ月以上もたってる女性が、1回の鍼灸治療で、次の日に「生理が来ました」と、嬉しい報告をいただいています。

治療は人によって症状が違いますが、初回は『アーユルヴェーダ』と『鍼灸』を組合せたコースをお勧めしています。

鍼灸治療の前に、心と体の浄化を目的としたアーユルヴェーダを受けていただくことで、早く結果も得られたりします。

他にも、40代・50代の更年期の方でも、「生理がまた来ました」と、施術後3日以内によく聞く話です。

 

私も若い頃は「生理なんて来なくていいのに」と、生理に対する『感謝』が全くなかったのです。

その生理が来ないと排卵もこないし、赤ちゃんも来てくれません。

長期に渡り、病院で不妊治療も行っていましたが、赤ちゃんが授かることはありませんでした。

そんな体験をムダにしないためにも、皆さんと一緒に頑張っています。

 

1例ですが、基礎体温表もガタガタで、低温期・高温期が全く見えない状態の方が妊活のため当院にいらっしゃいました。

大変かも知れないけど、もう40歳も過ぎていたので、週1回のペースで鍼灸治療に来てました。

その結果、治療を始めて1カ月半で、基礎体温が低温期と高温期の2層が出来始めてきました。

その基礎体温表を見て、ふたりで「すごーいじゃん!」と、喜びました。

これがもう少し、しっかり安定すれば赤ちゃんが来るね、と話していました。

婦人科の病院も通院しながら、こちらにも来ていただいていましたが『タイミング』をはかるだけの治療しか行っていませんでした。

しかし、基礎体温表が整い始めたばかりの2週間後の治療日に、「少し相談があるんですが、早く来てもいいですか?」と。

私も「大丈夫です。」と伝えて、やって来た彼女の第一声で驚きました。

「もしかしたらですが、妊娠したかも」と。

「さっき妊娠検査薬をしたら<陽性>反応がでた」ということでした。

だから、もし妊娠していたら「鍼灸治療」は受けても大丈夫かという相談でした。

 

妊婦さんを流産から守り、安産へ導く

当院では、排卵後から次の生理がくるまでの間<高温期>は、鍼灸治療でも「鍼を刺しません。」

それは、妊娠を境に、赤ちゃんもお母さんのあなたもとても敏感なときだからです。

妊娠初期は不安定なので、鍼の刺激が大きな体の刺激となり、流産の可能性を高めてはいけないからです。

そのようなときでも、安心して治療を受けていただくのは、「流産を未然に防ぐ」ためです。

妊娠初期から安定期までは、ゆっくりと負担にならないペースで、赤ちゃんとお母さんのあなたの健康を守る「お灸」と「経絡マッサージ」を行なっています。

つわりが辛くならないためのケアや、肩こり・腰痛・足のむくみの改善も行なっています。

臨月では、逆子なおしや、安産マッサージ<産むときにすこしでも楽に安全に出産をするためのケア>を行なっています。

 

産後のママのケアから小児はりまで

出産後のママは、心身ともに衰弱しているので、そんなママが元気になるケアやお腹の太りを改善する痩身ケアもあります。

ママだけででなく、赤ちゃんの不調として多い「夜泣き・疳の虫」「風邪引きやすい」などの症状にも対応し『小児はり(刺さないはり)』も行なっています。

幸せな妊娠・子育てライフを応援します。

baby being breast fed

アーユルヴェーダ&鍼灸月とロハス治療院
室長ヨーコ