<アーユルヴェーダ>知っていますか?

聞いたことあるけど「オイルマッサージでしょ?」と思われた方は、それも正解です。

アーユルヴェーダは、インドの伝承医学として行なわれている医療です。
そのひとつに、「アビヤンガ」というオイルマッサージもあります。
また、「医食同源・いしょくどうげん(食べ物が薬になるという考え方)」をとても重視して、食事を指導してくれます。

まずは、自分の体質を知ることから始まります。

アーユルヴェーダの性質分類として、ピッタ(火の性質)・ヴァータ(風の性質)・カパ(水の性質)の3つに大きく分類されます。
私たちは、3つを全てを持ち合わせているのですが、その割合が人により異なります。

また、「先天的性質(生まれ持った性質)」と「後天的性質(現在の性質)」も変化します。
現在の状況を診ながら、元々持っている多い性質が強くなるときに、体調を崩していることが多いようです。

例えは、全体の中でカパの性質が50%ある方は、他の2つが少ないので「カパ体質」と言えます。
そのカパが身体の中でもっと増えてしまうと、水の性質が強く出て、むくみや花粉症・疲れ・だるさが生じます。
3つの性質が元々同じくらいのバランスを持ったことを<トリドーシャ>と呼びます。
そのトリドーシャはバランスのよい身体を持っている方が多く、とても健康的な場合が多く見受けられます。

かといって、バランスが悪いのがいけないわけではありません。
それもあなたの持つ個性になります。

カパの多い女性は、体つきもふっくらとお肌も瑞々しい性質があり、女性らしいといわれています。

ピッタ体質は、何でも情熱をもって行なう素質があり、お化粧や香水も好きなキャリアウーマン型ともいわれます。
ヴァータ体質は、フットワークが軽く運動神経が良い、ボーイッシュな感じです。

それぞれの良さを活かすことが「あなたらしさ」と言えます。

当治療院のトップページにチェックシートがありますので、ドーシャチェックの参考にされてみてください。

<性質別の不調>

自分の性質から、増悪するとどんな症状がでやすいのかを知ることが大切です。

●ヴァータ/冷え性・便秘・不眠・乾燥肌

●ピッタ/眼精疲労(充血)・皮膚疾患・下痢

●カパ/太りやすい・むくみが強い・気管支が弱い・食べ過ぎ

 

<体質改善のスパイス>

●冷えに良い・・・シナモン・ガラムマサラ

●眼精疲労(ドライアイ)・・・ギー(ネトラパルタナ)

●生理不順や生理痛・・・サフラン

●胃腸炎・ストレス・・・フェンネル

●むくみ・風邪・・・トゥルシー

 

<ダイエット>

痩せるためには、まずは「痩せる身体づくり」が必要です。
健康的に食事や運動で痩せるのが、アーユルヴェーダ的なダイエットといえます。
痩せる身体をつくるには、基礎代謝を上げることが一番です。
消化を良くするインドのスパイスがたくさん入ったマサラ(カレー)がおすすめです。

食後のお茶は、胃腸の働きを良くするクミンティー。

南インドのカレーは、薬膳カレーとしても有名です。

毎日の生活の中で、身体を温めるシナモンとガラムマサラは、手軽なスパイスなので初心者むけに最高です。
私はシナモンでチャイやコーヒーを楽しみます。
ガラムマサラは、ドレッシングに入れたり、ごはんに混ぜたり、サンドイッチの具材に入れたり、とても便利です。

この2つのスパイスを普段バックに入れておけば、外食だって美味しく簡単に痩せ体質を目指せます。

そして、なんといっても朝の白湯習慣をつくることで、常に身体がデトックスしやすく、便秘改善にも最適です。

そして、おすすめの本は、こちら。

少しアーユルヴェーダを食事から取り入れてみたいという方に、良いです。

 

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