オイルマッサージは受けたことありますか?
どんなオイルマッサージですか?
アーユルヴェーダ&鍼灸・月とロハス治療院のオイルマッサージは、<アーユルヴェーダ>という南インド・ケララ州の伝承医学を推奨し、「鍼灸」中医学もとりいれて行なうアーユルヴェーダです。
インドでは、<医学>として行われているアーユルヴェーダですが、日本では国家資格を持ってアーユルヴェーダを行なう医師があまり存在していません。
日本でのアーユルヴェーダの施術の大半が、セラピストが行なうアーユルヴェーダです。
ですから、日本のアーユルヴェーダは、<癒し>か<美容>目的でのアーユルヴェーダがほとんどです。
インドの医学を、日本のセラピストが勉強しようと試みても、<解剖・生理学>の医学知識がないまま医学を教わるのは、とても困難な話です。
私はラッキーなことに、インド医学の<アーユルヴェーダ>を学ぶ前に、中医学<鍼灸>を学んでいて、とても助かりました。
アーユルヴェーダと中医学は、共通点が多く、お互いの相乗効果があり、それが理解できて嬉しいです。
経絡<ツボ>とマルマ
インドのアーユルヴェーダは、<マルマ>というツボのような場所が、身体の中に<約108か所>あるといわれています。
不思議ですが、その108個は仏教でいう煩悩の数と同じです。
手のひらや親指での広い<面>で捉えることが多いです。
鍼灸の経絡で使うツボ(奇穴を含む)は、約365個あり、この数は1年間の日数と同じです。
経絡は12本あり、暦の数と似ています。
東洋医学では、「宇宙を大宇宙」と捉えて、「人間の身体を小宇宙」と視ています。
とても医学としてだけでなく、神秘的な要素を感じます。
12本の経絡の一つひとつを<ツボ>といい、鍼や灸を行なうときに<点>で捉えます。
当治療院では、その大きな面で捉える<マルマ>の中に存在する、経穴(ツボ)を<点>で、捉えていきます。
マルマと経絡ツボの両方を診ていくことができることで、<アーユルヴェーダ><鍼灸>の単独で診たとき以上に、それぞれの組み合わせの良さを、さらに日本人に合うように、繊細な施術を行なっていけます。
症状に合わせて自由に「経穴(ツボ)」を選ぶことが可能な鍼灸師だからこそ行うことができる、メディカルアーユルヴェーダです。
もともと鍼灸師が得意とするオーダーメイドな施術で行なう<オイルマッサージ>です。
カウンセリングの脈診
インドのアーユルヴェーダでは、施術前のカウンセリングで脈診をしてくれるます。
私は、最初、インドで医師が<脈診>をしてくれませんでした。
「なぜ脈診をしてくれないのでしょうか?」とお尋ねしたら、
「お前のドーシャ(身体の性質)が、体調不良で乱れているので脈をみるまでもない」と言われました。
本当にとても驚かされました。
私の疲労具合を、一見で見極めていたんです。
当治療院では、アーユルヴェーダでドーシャを診ることも可能ですが、中医学での「四診」で診ることで、より深く繊細な臓器(肝・心・脾・肺・腎を含む五臓六腑)の具合についても知ることができる四診カウンセリングを行なっています。
医学アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダは、インドの国家が認めた、インドの医学です。
それを、医学知識を持たないセラピストが勉強することは、とても難しいことです。
結果、<癒しや美容>といった、医学ではない、<美容のアーユルヴェーダ>が、日本でのアーユルヴェーダの一般的な姿でしょう。
それも美容で見たら、よいのかも知れません。
当治療院でのアーユルヴェーダは、本来の治療としての要素を受け継ぎ、女性特有の症状を予防し、病気ならないための「健康美」をつくります。
とくに、「治療」に力を入れて行なっているのは、私自身が「病気」を、自分自身のアーユルヴェーダと鍼灸で克服していったことが、一番の自信となっています。
最初は、自分の病気を治療してもらうのは、アーユルヴェーダと鍼灸のどっちが自分に向いているのだろうか?
どちらも体験してみよう!となりました。
色々調べて、私の<女性疾患>について、きちんと理解したところで施術を行なってもらったのですが、自分の期待が大きすぎたのか、しっくりしませんでした。
しかし、そんなとき、同じように女性疾患で悩んだ友人たちの姿をみて、「自分が、女性のための心と体の施術を行なう人になりたい」と強く願いました。
「悩んでいるのは、私一人だけではなかった。」
それが、私の気持ちを大きく突き動かし、治療される側から、治療する側に、立ち位置が変わりました。
初めて施術を受けたアーユルヴェーダも、鍼灸も、ピンと来なかったのには、自分自身が<ヒーラーになることへのきっかけ>を作ってくれたように思います。
それぞれの施術を自分で行なうことで、「治す」という本当の意味を知ったような気持ちになりました。
私自身が、とても身体が弱く、たくさんの不調を抱えていたことが、「ラッキーなこと」だったなんて。
私たちの身体は、もともと<自然治癒力>があり、病気に打ち勝つ体力を誰もが持っています。
しかし、脳で「治らない」と勝手に解釈したことで、病気になることがあります。
私も幼い頃から疲れやすく、大人の先生に「君は治らないよ」と言われたことで、ずっとこのまま病弱なのかと思っていました。
自分の身体を使って、鍼や灸を行ない、毎日その変化を日誌に綴っていました。
最初から鍼灸やアーユルヴェーダを信じていたわけでなく、解らないものを知りたいという好奇心の方が先でした。
分からないことを「なんで?」と思い、「知りたい!」と思う気持ちから始まったのです。
インドの歴史
インド・アーユルヴェーダは、5000年の歴史があり、あらゆる医学の礎(いしずえ)を築いてきました。
アーユルヴェーダ医学を基に、西洋と東洋の医学が進歩して今日があるといっても過言ではないと思います。
また、そのアーユルヴェーダが今も廃れることなく、インドの医学として進歩していっているのは、高い精神に宿っている根本の思想が生きているからだと思います。
私自身も、その精神性を大事に、アーユルヴェーダを行なうことを心がけています。
インド・アーユルヴェーダに、中医学の経穴のを用いたオイルマッサージで、あなたの不調を改善するメディカルアーユルヴェーダを行なっています。
優しくマルマ(ツボ)にタッチして、身体を<浄化>へ導くのが、アーユルヴェーダです。
その先に見える「あなたの高い精神性を引き出す」サポートをするのが、私の使命です。
提供:アーユルヴェーダ&鍼灸月とロハス治療院