妊娠から出産を迎えるまでの<十月十日>という長い日々。

妊婦の女性は、なにかと情緒不安定になりやすく、ホルモンのバランスも崩れてしまい、様々な妊婦特有な症状に悩まされます。

過剰にイライラしたり、急に不安や悲しくなったり、様々な心のトラブルとして、マタニティブルーに見舞われることもあります。

まず、妊娠初期におきる吐き気やムカつきによるつわりは、8割の妊婦さんを襲います。

そのつわりは病気ではなく、生理現象といわれていますが、つわりの酷い状態は妊娠悪祖(にんしんおそ)といい、治療や入院が必要となる場合もあります。

たとえ安定期に楽になったとしても、臨月に近づくころに逆子になってた…なんてこともあります。

そんなときこそ、「お灸」がおすすめです。


逆子なおしはお早めに!

逆子にと分かった場合、妊娠中の30週までに来ていただくの良いでしょう。(とくに、28か29週目くらいがベストです。)

残念ながら、お腹の中で赤ちゃんが大きく育ちすぎると、赤ちゃんが回転してくれません。

本当に、ほんの少しの時間差で変わるので、32週を超えると難しいようです。

私のところでも、自分だけで「セルフ灸」を頑張っても逆子がなおらず「やっぱりダメそう」と思い、当治療院に来てくれた方がいましたが、そのときはすでに33週目でしたので、やはり逆子のまま、帝王切開で辛いお産だったそうです。

とても残念なことでした。

自分勝手に判断せずに、ベスなときに来ていただければ、本当に、簡単に、赤ちゃんが「くるっ」とひっくり返ってくれるので、施術中に私も気付きますが、赤ちゃんのお母さんが気付くことも多いです。

お腹の赤ちゃんが大きく育つ前に、早めにご来院くださいね。

 


悩めるママのトータルサポート

当治療院は、不妊治療、重いつわり、逆子治し、安産マッサージ、出産うつ&ダイエットといった、すべての女性に必要な心と体の健康を補強していきます。

不妊で悩んでいた方が妊婦となり、出産で母となり、とても力強く生きる姿が頼もしく感じられて「この仕事を続けてよかったな」と思う瞬間です。

また、37~38週の出産予定日に近づくころには、「安産マッサージ」をお教えしています。

そのマッサージは、頑張って具合が悪いのに毎日しなきゃ効果がでない、というものではありません。

妊婦さんのリラックスこそが大切で、調子のよさそうなときに週2、3回、セルフ・オイルマッサージを行うだけで、効果を発揮してくれます。

その安産マッサージで「はじめてのお産」を経験したママは、「はじめてのお産がおもったよりスムーズだった」陣痛が始ってから時間かからず出産できた」という嬉しいコメントもいただき、喜ばしいことです。

ほんの少しの知恵として、東洋医学を気軽に取り入れてくださることで、大切な出産が少しでも軽くなることが母子ともに健康な出産を迎えられます。

不妊だけでなく、妊娠、出産、産後、子育て…と、大切な場面で様々なサポートが全てできることがとても幸せです。

赤ちゃん待ちの女性から、妊娠・出産による様々な不調は、ひとりで背負わず、気軽にご相談ください。

 


妊娠悪祖の症状

・食事が受け付けない・強い脱水症状・1日5回以上の嘔吐・体重減少・尿中のケトン体

などが挙げられます。

あまり神経質にならず、つわりは皆がなるものとして受け止め、胎児の影響を心配し過ぎるのではなく、自分の食べたいものから食べてみたり、数回を分けて食事をしてみたり、工夫しながら少しでも楽しく過ごすことが大切にです。

妊婦の辛い症状として、つわり以外にも、腰痛、足のむくみ、背中の張り、肩こり、便秘、頭痛などがあります。

当治療院では、妊婦さんの状況に合わせたコースを、ご相談して行なうことができます。

母体に負担をかげずに、楽な姿勢<横になった状態>でマッサージを受けていただいています。

当治療院では、鍼の刺激が大きな不安となることを考慮して、「妊婦さんに鍼治療は行ないません。」

鍼の変わりに、冷たい箇所を遠赤外線でしっかり温め、リラックスできるお灸と、血流をよくする経絡ほぐしを妊婦様一人ひとりに合わせたコースで行ないます。

また、オプションとして手足の冷えが強い方や気分転換のマッサージに、手足のアロマオイルマッサージを受けるのも可能です。

足のむくみをとり、手の平や腕を軽く流すことで、妊婦さんが元気になり、とてもリラックスします。

 


逆子には「至陰」のお灸

妊娠中の逆子は、「帝王切開」というリスクを負うことが、妊婦さんを悩ませます。

帝王切開は、腹部の開閉で術後すぐの痛みだけでなく、その後も違和感や傷痕も残り、不安な気持ちにさせることと思います。

最近では、病院で「逆子体操」を教えてくれないところが多いと聞きます。

だからこそ「お灸」なんです。

自分でも出来ないことではありません。

しかし、セルフでできる妊婦運動で改善できるなら良いですが、気分が良くないときに頑張って行なうと逆効果になることもあるのです。 

自分で動くことが疲れたり、ストレスになることがありますので、そんなときに当治療院を気軽に利用していただきたいです。

何より、西洋と東洋の医学知識をもって行なう施術ですので、妊婦さんと胎児に安心なマッサージです。

とくに、足の小指の先の「至陰・しいん」という逆子治しのツボで有名です。

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この場所に「せんねん灸」を、こまめにすればよいです。

お灸をして温めることで、逆子がもとに戻り、安心して出産を迎えられます。

自分では不安…というあなた、気持ちのリフレッシュも兼ねて逆子なおしには、ぜひ当治療院へどうぞ!

 

提供:アーユルヴェーダ&鍼灸月とロハス治療院

   室長ヨーコ