不妊治療は経済的にも大きな負担がかかりますが、精神的にも大きな負担がのしかかる場合があります。
不妊治療を行っても生理が来てしまう、流産を繰り返すなどの事実は、妊娠を心待ちにしている女性にとって耐えがたい苦痛と言え、心の健康にも影響を及ぼす事でしょう。
晩婚化や、晩産化が進み、このような不妊症と治療に通う方が増えている現在、深刻な問題となっているのが不妊が原因のうつ病です。
不妊症であることが発覚した時点でうつ病を発症する人や、不妊治療のストレスからうつ病になる方がいて、特に女性に多く発症しています。
夫婦の助け合い、支えあいが必要な治療と言われています。
不妊治療の結果に一喜一憂していた結果うつ病を発症する方が多いので、ストレスを感じたり、疲れたと感じたときは、不妊治療を一旦休止する勇気も大切です。
また、このような症状に陥った方々の為に専門のカウンセラーを配置している病院もあります。
治療を始める際の病院選びの選択肢の中に、カウンセラーの有無も確認することをオススメします。
過度なストレスは、生殖機能の低下にも影響するとも言われているので、身体的な健康だけでなく、心の健康にも注意する必要があります。
パートナーの健康状態にも気を配りながら治療を行っていく事が大切と言えます。